着物でお食事に行く前に！　着物美人になれるマナーと着こなし

着物の発祥は縄文時代1枚の布を体に巻き付けるだけの巻布衣(かんぷい)、布に開いた穴に頭を通す貫頭衣(かんとうい)です。
大陸文化の流入や、日本の気候に合わせるとともに変わり、現代の着物が作られました。
日常で着物を着用することが少なくなったため、場面に合った着物の選び方やお食事の際のマナーに不安を覚える方が多いのではないでしょうか？
お食事に合わせて着物を選ぶ場合は会場の雰囲気や格式に合っているかが重要になります。着物と会場の格式があっていなければマナー違反になることもあるため、事前に調べておいた方がいいかもしれません。
そこで、場面に合った着物の種類を少しご紹介いたします。

未婚女性の和装で最も格式が高い正礼装の着物で、正式なパーティーや結婚相手の両親との顔合わせを行う際や結婚式参列、成人式などに用いられます。

訪問着は、非常に着回しに優れており、結婚式や正式なお茶会などに着ていくこともできます。紋を付ければさらに格が上がります。
付下は、訪問着の次に格式が高く、フォーマルな食事会などに参加しても違和感がありません。合わせる帯や小物によっては結婚式や正式なお茶会などにも着ていかれます。
訪問着・付下を着て参加する食事会はドレスコードが指定されたフォーマルな雰囲気のレストランや格式の高い料亭などです

小紋と紬は、主にカジュアルな用途として着られることが多いです。
着物を普段着として着たいときや、着物をおしゃれなアイテムとして着こなしたい場合に選ばれることが多いです。
ワンピース感覚で着られるのでランチなどにおすすめです。

次に、着物を着た際に必要な最低限のマナーをここで確認しておきましょう。

帯が潰れないよう椅子に浅めに腰かけ、帯とテーブルの間にはこぶし一つ分のスペースを開けるようにし、両ひざとつま先は揃えましょう。

テーブルの上にあるグラスやお皿を受け取る場合は、片手で袖口を軽く抑え、袂に汚れが付かないように注意しなければなりません。その時に、腕がむき出しにならないように気を付けましょう。

ナプキンを二つ折りにして、環(わ)が帯の方にくるように手前に置き、膝にかける。
襟元にナプキンをかけるのは上品とは言えないので、和装時には控えましょう。
ナプキンがない場合はハンカチでも代用できます。

所作にはその人の人格や在り方が表れると言われているので、所作が綺麗な女性を目指しましょう。

ここまでで場面に合った着物の選び方とお食事時のマナーをチェック出来たということで
早速、2021年10月14日にオープンされた『京旬菜　有笑(ゆうしょう)』さんにお邪魔させて頂きましたので少しご紹介いたします。
京旬菜 有笑
075-366-6466

店内はカウンターと個室になっており、ゆったりとした空間で野菜を主に素材の味を活かした、体に優しいお料理を楽しめます。

お客様にくつろいでいただけるよう創った空間で、料理人が丹精を込めた料理を味わい、楽しみ、笑顔になっていただきたい…そんな想いを込めて有笑と名付けられたそうです。

こちらのお店はレンタル着物岡本京都駅西店前にございますので、着物をお召しになってランチやディナーも素敵ですよね。
秋にはもみじが綺麗に色づき、着物でお写真を撮るととても素敵なお写真が撮られます！
いつもとは少し違う装いでお出かけしてみてはいかがでしょうか？

10月22日レンタル着物岡本伏見稲荷店OPENいたしました！
千本鳥居で有名な伏見稲荷大社まで徒歩すぐ、京都駅から5分のJR稲荷駅からも徒歩すぐです。
お出かけもお帰りも大変便利です。
皆様のご来店をお待ちしています。

【この記事の著者】
レンタル着物岡本 京都駅西店
〒600-8842　京都府京都市下京区朱雀堂ノ口町20-4 ホテルエミオン内2F
TEL: 075-950-0805
HP: www.okamoto-kimono.com
Instagram: rentalkimonookamoto