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名古屋帯とは?歴史からコーディネート特集まで一気に解説‼️

名古屋帯とは?歴史からコーディネート特集まで一気に解説‼️

2024年03月25日

    名古屋帯とは…?

    名古屋帯は、袋帯よりもカジュアルでおしゃれな着こなしができる帯です。名古屋帯にはいくつか種類があり、仕立て方や素材によって着用するシーンも変わります。
    全部説明すると種類が多すぎて凄く奥深いので今回は簡単な帯の種類と歴史、可愛いコーディネートやかっこいいコーディネート、季節の行事などに合わせたコーディネートをご紹介したいと思います♪

    名古屋帯の歴史

    名古屋帯の歴史は、 大正時代に名古屋女学校(現在の名古屋女子大学)を設立した越原春子さんが袋帯の二重太鼓を簡略化し、一重でお太鼓が結べるように短くした帯を考案しました。 名古屋で考案されたのでこの名がついたといわれます。 
    名古屋帯が流行したのは、大正12年の関東大震災のあとだったといわれています。

    帯の種類について

    帯の主な種類としては、丸帯・袋帯・名古屋帯・半幅帯の4種類が挙げられます。それぞれどういった帯なのかを詳しくご紹介します!
    違いが分からないという方はこの機会に押さえておくのも良いですね!

    丸帯

    丸帯は、通常の帯の約2倍の幅がある帯地を縦二つに折り、芯を入れて仕立てた帯のことです。
    表にも裏にも柄があることから、どのような結び方をしても柄が見える点が特徴として挙げられます!
    帯の中で、最も格式が高いとされている帯です。
    また芯が入っている上に、金糸や銀糸による刺繍など豪華な柄が入っていることが多いことから、非常に重い点も丸帯の特徴の一つです。
     
    なお使い勝手のよい袋帯が登場してからは、花嫁衣裳といった限られた場面でしか着用されなくなりました。

    袋帯

    袋帯は、丸帯の欠点である重さを解消するために誕生した帯です。柄のある表地に裏地を貼り合わせ袋のように縫い合わせることにより、両面に柄が出るような仕様になっています。
    丸帯よりも軽くて結びやすいことから、フォーマル用の帯として使われています。冠婚葬祭などで振袖や留袖を着る際に合わせられるよう、豪華な刺繍が入っている物が多くあります。

    作り名古屋帯

    名古屋帯はいくつかの種類があり、中には着物に慣れていない人でも太鼓結びがしやすい形状に仕立てられている物もあります。
    袋帯よりカジュアルなシーンに向いている帯ですが、柄によってはセミフォーマルなシーンでも使用可能です。

    半幅帯

    半幅帯はその名の通り、ほかの帯と比べて幅が約半分の帯です。帯締めや帯揚げといった小物がなくても着付けできることが特徴として挙げられます。
    全通柄と呼ばれる全面に柄が施されている物や無地の物が多いです。
    帯の中で最もカジュアルで主に浴衣と合わせて使用されます。

    その他の帯

    上記、袋帯・名古屋帯・丸帯といった現代でも着用頻度の高い帯についてご紹介しましたが、実は帯にはまだまだ種類があります。
    全通帯(ぜんつうおび)
    六通帯(ろくつうおび)
    しゃれ袋帯
    京袋帯
    袋名古屋帯
    単帯(ひとえおび)
    先に紹介した3種類の帯と合わせると、その数は10種類近くにも上り、それぞれに格があり、着用されるシーンが異なってきます。基本的に、袋帯・名古屋帯・丸帯の3種類の使い分けができれば、みなさんが体験する行事やイベントは事足りるでしょう。

    コーディネート特集

    個性派コーディネート

    カラーの強い着物にアクセントでカッコいい帯や総柄の帯も着物と合わせるとすごく素敵💓

    上品なコーディネート

    着物の色に合わせて帯を合わせるのも上品で可愛い!

    シックなコーディネート

    シックにまとめるのもかっこいい!

    可愛いコーディネート

    可愛いらしい着物にワントーンで小物を合わせるのが可愛い💚

    華やかなコーディネート

    帯は存在感のあるカラーで着物も華やかに✨
    目立つこと間違いなし!

    DECOCO名古屋帯

    レンタル着物岡本ではDECOCOプランでレース着物や小物レース、パール飾りなどつけ放題のプランに名古屋帯も合わせる事ができます!
    落ち着いた名古屋帯がレースと小物など合わせることで可愛いく変身できます❣️
    レース着物に合わせるのも可愛いですが正絹のお着物に襟レースなどをつけてまとめるのも大人っぽくて可愛いです!

    夏の名古屋帯

    夏には夏の着物があるのをご存じでしょうか?
    夏着物の中には絽(ろ)紗(しゃ)という着物の種類があります。
    実は、夏の着物の素材は種類が豊富にあります。その分、素材や着用時期などについて迷う方も多いようですが
    シーンや気候に合わせて自由に対応できる楽しさもあります。

    地に絽目の入った織りの帯で、袋帯・名古屋帯ともにつくられています。絽目とは経糸の一部を絡めて透き目をつくった織り目のこと。透き目の方向や柄によって竪絽や変わり絽などに区別されます

    透け感の強い紗織りの地に唐織などが重ねられた織りで、フォーマル系の袋帯が多く見られます。 平織りすくい織りなどと組み合わせて柄を織り出す紋紗の名古屋帯などもございます。

    羅は紗や絽と同じ「搦み(からみ)織り」ですが、2本のタテ糸ではなく3本、5本、7本など、奇数のタテ糸同士が互いにからみ合い、織り目が網のように見えるのが特徴です。
    そのためふつうの織り機では作れないそうです。

    苧麻資材の帯は、用いられた糸質や太さ、織りの密度や布の薄さによって八寸名古屋帯も、芯の入った九寸名古屋帯もつくられています。麻素材特有のひんやりとした肌触りは暑い夏にはとても心地良いもの。芯の入った九寸は透け感も少なめですので気温の上がる早い時期から夏を通してその清涼感を楽しめます。また芯の入らない八寸は、素材そのものが確かな涼しさを約束してくれますね。

    夏帯の時期とは

    夏帯を使う季節については、夏きものと同様にいろいろなきまりが気になりがち。でも改まった装いが必要な場面でなければ、そんなに気になさらなくても大丈夫です。 基本は、6月以降から9月半ばあたりを目安に。また何月何日等の細かい季節に合わせるのではなく、合わせる着物が「単衣や薄物」であること、でしょうか。
    以前は例えば「麻は7月と8月に」と言われていましたが、近年はずいぶん気候が変わってきていますので、洒落着でしたら5月末に単衣と合わせて芯の入った麻地の染九寸帯などをお締めになる方もいらっしゃるのでは?きものと同様に体感でお考え頂いて良いと思います。

    浴衣名古屋

    またお祭りなど夏のイベントでは浴衣に名古屋帯を合わせてお出かけされる方も多いです!
    半幅帯よりも大人な落ち着いた雰囲気で着れるので大人の女性におすすめです!
    浴衣ですが、襦袢をきて足袋も履いて着物の様にきて頂くのもおすすめします!

    名古屋帯変わり結び

    猫耳風の遊び心溢れる変わり結びも可愛い
     

    リボンで存在感がありつつも落ち着いた印象でかわいい🎀

    今回の名古屋帯のご紹介はいかがだったでしょうか?
    名古屋帯の歴史から、帯の種類、夏の名古屋、コーディネート、
    名古屋帯にはすごくたくさんの種類があってまだまだ奥が深いですね
    ですが、少しでも名古屋帯の事を知っていただければ幸いです。
    レンタル着物岡本では様々なコーディネートが出来ますので是非お気軽に名古屋帯をきて京都の町を散策してみて下さい。

    【この記事の著者】
    レンタル着物岡本 伏見稲荷店
    〒612-0807 京都府京都市伏見区深草稲荷中之町45-1
    TEL: 075-634-8900
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