紅葉シーズンとなり
連日沢山のお客様にご来店頂き誠にありがとうございます。
レンタル着物岡本ではお着物と一緒に羽織やショールも一緒にレンタル出来ます。
羽織のルーツは
男性が塵除けのために着ていた服だとされています。
江戸時代になっても基本的には男性の衣服だったそうです。
羽織を女性が着始めたのは、江戸後期。男装に男名前で意気を競った芸者だったそうです。
今も昔も格好いい女性は素敵ですよね^^
その後、一般にも広まりますが、江戸時代は女性の羽織を幕府に度々禁止されていました。
今と違い、服装の自由が無かった時代でした。
明治になると女性でも自由に羽織を着られるようになり、おしゃれや防寒用として流行りました。
丈の長さに決まりがなく、流行や思想によって長くなったり短くなったりしています。
ちなみに、昭和初期までは羽織の丈は長いものが流行、戦争が激しくなるにつれ、動きやすさや女性にも男性のたくましさを求められる思想になり、羽織の丈は短くなっていきます。
平成に入り、着物をアンティークとして好む女の子たちの間で長羽織がにわかに流行し、今は本当に自由な丈を自分の好みで選べる時代になったと思います、
江戸後期より勝気な女性が男性と肩を並べたくて身につけた羽織は、明治以降、女らしさの象徴として流行り、戦争がきっかけで女性は再び男性に勝気な姿を求められました。
戦後、羽織の丈を短くすることで男性と肩を並べようとし、今は男らしさ、女らしさの思想から自由になり、羽織は個人の好みで選べるようになりました。
羽織ひとつをとっても、歴史があり
着物の文化は本当に奥が深いと思いました。
師走に入り
周りではイルミネーションのイベントも増えてまいりました。
お着物とイルミネーションの組み合わせも粋だと思います^^
皆様のご来店心よりお待ちしております☆
レンタル着物岡本 祗園店 大林