こんにちは。
本日もたくさんのお客様にご来店頂きありがとうございました。
京都の夏の風物詩の祇園祭も24日の後祭を控え終盤になりました。
そんな祇園祭は別名『鱧祭』とも言われております。
産卵期前の脂ののった鱧は梅雨の雨を飲んで育つと言われています。
なので、鱧の旬は7月と祇園祭の時期に来るからです。
海がない内陸盆地の京都で魚の鱧が風物になったのは、魚の中でも珍しく
皮膚呼吸をし強い生命力で海から遠い京都まで鮮度を保ったまま運べた事と、
小骨が多く骨切りをしないといけないのですが、日本食のお店や割烹料理店が多い
京都では腕の良い板前さんが多く浸透したと言われています。
骨切りは一寸(約3㎝)の間に包丁を24切れ入れられるようになると1人前とされ、
25切、26切・・・と板前さんの腕試しにもなったそうです。
鱧料理は天ぷらや鱧寿司、鱧の蒲焼など色々な食べ方がありますが、梅肉をつけて
頂く『鱧おとし』が私のオススメです。
夏の京都にお越しの際は是非、1度ご賞味下さいませ♪
八坂神社店 大内