尾花、萩、虫の音など...秋の訪れを感じる頃となりました。
夏から秋へと移りゆく京都へ、そして岡本へお越し頂きありがとうございます。
尾花、萩、どちらも秋の七草に数えられるのをご存知でしょうか。
春の七草と言えば、七草粥と共に有名ですが、秋にも七草があります。
萩、尾花、葛、撫子、女郎花、藤袴、桔梗
万葉の昔から現在まで秋を彩り、愛でられる秋の草花です。
秋と言えば、紅葉!と思うほどに鮮烈で美しい紅葉の景色ですが、それ以外にも様々な草花が秋を彩ります。
そしてお着物や帯にもよく使われる意匠でもあります。
秋の草花を、景色に、お着物の中に、探してみるのはいかがでしょうか?
さて、京の三大祭と云われる時代祭も10月22日に行われます。
このお祭は衣装によって日本文化の移り変わりが楽しめ、さながら目の前で見る日本絵巻とも云えるでしょうか。
馴染み深い姿から、絢爛豪華な衣装、中世や平安時代の姿など。
日本の伝統が、衣装が、紡がれてきた軌跡を見ることができます。
お着物をお召しになれば改めて、今に続く伝統と日本文化の良さを知っていただけると思います。
これから秋の行楽シーズン。
是非計画の中に「お着物で散策」を入れてみてください。
スタッフ一同、皆様にお会いできることを楽しみにお待ちしております!
八坂の塔前店 加藤