今日はバレンタインデー・・
街はチョコレートで溢れかえっている様ですが
皆様はいかがお過ごしでしょうか・・?
そんな中、本日もレンタル着物岡本へ沢山のお客様にお越し頂きました。
本当にありがとうございました。
本日は「らくたび」のナビゲーターである若村亮さんによる
“京都ツウのススメ”をご紹介致します。
京都に流れる小さな「高瀬川」は400年前、江戸時代(1608年・慶長13年)に
始まった方広寺大仏殿の再建工事の際に
当時の豪商であった角倉了以・素庵父子によって作られた運河で
大正時代に役目を終えるまで京と大阪の物資の運搬を支えていました。
水深30㎝の浅い川で二条大橋の水取口から鴨川の水を引き込んで南下し、
最後は伏見港を通って宇治川に合流する約10㌔の運河でした。
大阪から三十石船で届けられた荷物は伏見港で高瀬舟に積み替えられ、
綱で繋がれた複数の舟を曳き子と呼ばれる人達が引き、
午前は京への上り便、午後は伏見へ向かう下り便という一方通行の運河でした。
今は役目を終え、庶民の憩いの場となって人々を見守っています。
当店のお着物を召され、高瀬川を散策されてはいかがでしょうか。
400年前の高瀬川の様に、2月14日、本日の皆様の熱い思いが
一方通行で終わらず、成就する事を影ながらお祈りしております・・・・。
寒い日が続きますが皆様、ご体調に気を付けて楽しい毎日をお過ごし下さいませ。
レンタル着物岡本 八坂神社店 藤山