京都は6月中頃から祇園ばやし、コンチキチンの音色が聞こえてきます。
7月に入ると八坂神社は「祇園祭」一色になります。
元々祇園祭りは「疫病退散」を祈願するために始まったお祭り,
新興渡御や田楽、花笠踊り、など町中を練り歩いて
疫病神を鎮めようとしたことが、お祭りの由来です。
昔の疫病は命を落とす怖いものでした、
そこで東山につかを立てたところ疫病の流行がおさまり、
その後、つかを祇園社として篤く信仰を集めたそうです。
当時の天皇が走馬勅楽などを祇園社に奉納し
これが現在の祇園祭の原点と言われるように
なったそうです。
祇園祭と言えば華やかなお祭りというイメージが強いですが
疫病神を鎮めるためだと考えると昔の人々のつ強い想いと
積み重ねてきた時間、長い歴史を誇るお祭りです。
浴衣を着て八坂神社にお参りして祇園ばやし、
コンコンチキを聞きながら
四条通の漫ろ歩きをしましょう。
八坂神社店 吉田
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