本日もたくさんのお客様にご来店頂きましてありがとうございます。
さて、お正月が過ぎると成人式の季節ですね。新成人が晴れ着姿で弓を射る三十三間堂の通し矢は京都の一月の風物詩として有名です。三十三間堂は仏像を安置しておくための建物で、内側の柱が三十三本ある事からこの名前で呼ばれています。柱の間は約2間ある為、建物の長さとしては66間(約120m)あります。正式名称は蓮華王院といいます。
通し矢とは弓道の種目の一つで、もともとは江戸時代に各藩お抱えの弓術家が本堂で競った大矢数(おおやかず)にちなんだ行事です。大矢数は一昼夜の間に的に何本当てる事が出来るかを競ったそうですが、現在は2本の矢を放って両方とも60m先にある的に当たった人だけが決勝に進めるルールになりました。ちなみに新成人ならだれでも参加できるわけではなく、初段以上を所有している人のみが参加できます。参加者は全国各地から約2,000人にもなります。
通し矢は成人の日に行われていましたが、成人の日が第2月曜日になってからは、成人の日に近い日曜日に行われています。今年の開催日は1月13日(日)です。
美しい晴れ着姿での弓道「三十三間堂の通し矢」、ご観覧に行かれてみてはいかがですか?
時間:7:45~16:00
場所:蓮華王院(三十三間堂)
入場料金:通し矢の開催日のみ無料
明日も皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ち致しております。
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